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博多にわか「裁判員制度いらんばい」爆笑上演

8niwaka1-e139790127634811月14日の街頭宣伝で2回、市民集会で1回上演されて、好評を博した、いのうえしんぢ氏作「博多にわか・裁判員制度いらんばい」。道行く人の笑いを誘い、市民集会でも会場を沸かせました。

001177いのうえしんぢ氏は、博多では、現代の川上音二郎と評されているそうですね。

1-e1397901276348うです。その作品を上演してくださったのが、S夫さんとY子さん。お二人の格好は、「博多ぶらぶら」のキャラクター。博多の有名なお菓子「博多ぶらぶら」、その意匠は、福岡を代表する祭り「博多どんたく」の傘鉾のイメージに、2代目の顔を描いたパッケージがあって、それがこのキャラクターになったとか。

001177そして、お二人が演じる「博多にわか」とは、博多仁和加(にわか)振興会事務局によりますと、
半面を着け、博多弁で会話し、会話の後に地口のオチをつけて、話を決着させるもの。日常生活や世相を反映させたものや温かいユーモアに包まれた内容のものがある
とのことです。

1-e1397901276348博多にわか」の発祥には、主に4つの説があるようで。

001177大阪生まれの難波のこいさんのわたくしとしては、「大阪俄伝播説」を取りたいですわ。これは全国的にも通説になっています。俄は数人による段物スタイルで当時の歌舞伎役者のまねやストーリーのパロディ化などがあり、また武士社会への不満などを笑いに変えていったと言われています。

admin-ajax[1]では、「博多にわか」、ウェブ再演で、裁判員制度を笑い飛ばしてください。

Y子:裁判員制度って知っとうね?
S夫:あぁ!法律の事を全然知らん素人の市民が、裁判の判決を決める仕事ばさせられることやろ。
Y子:そうそう、医者が一緒にするから大丈夫って、外科手術で素人にメスば握らせるようなもんたい。
S夫:責任もてんたいねぇ。そして知っとうね、裁判員制度って、男性よりか女性の方が求められるらしかね。
Y子:本当?初めて聞くけど?
S夫:そらぁくさ、手術だけに必要なのはメス!
9niwaka
Y子・S君:はい、裁判員制度いらんばい!

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S夫:裁判員制度の通知の来る人に、なりとうなくて嫌ばい!ってえずがる人と、全然怖がらん人がおるったいね。
Y子:人間はいろいろタイプのあるけんね。そうやろうね。
S夫:でもね、私立高校出身と県立高校出身とやったら、私立高の方がビビらんとばい。
Y子:そらぁなんでね?
S夫:えずか通知もろうたら、県立高校出身者の方が、こうりつこう。
S夫・Y子:はい、裁判員制度いらんばい!

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S夫:こないだ女性の下着コーナーに行ったらくさ、尻の方がヒモになっとるごたぁスゴイのば見たったいね。
Y子:そらぁTバックっていう下着たい。しかし、また急に下ネタやね。裁判員制度には何も関係なかろうもん。
S夫:いやいや、裁判とTバックは重要な関連性があるったいね。
Y子:全然意味がわからん。なんねそらぁ?
S夫:裁判もTバッグも、どっちもハンケツが出ます
Y子・S夫:はい、裁判員制度、いらんばい!10niwaka

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Y子:裁判員制度について質問のあるっちゃけど。
S夫:なんな?
Y子:もしもくさ、裁判員になれって連絡の来たら、どうするね?
S夫:そらぁ突き返すよね。
Y子:カッコよかね、いさましかねぇ!どうやって?郵便で送り返せばいいとね。それとも直接裁判所に行って突き返すとね。
S夫:いさましかけんね、郵送たい。
S夫・Y子:はい、裁判員制度、いらんばい!

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投稿:2015年11月17日