~裁判員制度はいらないインコは裁判員制度の廃止を求めます~
裁判員を務めたことで深刻な精神的損害を受け、急性ストレス障害と診断されたとして、裁判員経験者の福島県内の60代女性が国に200万円の損害賠償を求めた訴訟で、仙台地裁は17日、訴訟を福島地裁に移送する決定をした。
民事訴訟法によると、今回の管轄裁判所は国を代表する法相の所在地の東京地裁か、不法行為などがあったとされる場所の福島地裁となる。女性側は法相と仙台法務局が一体だとして仙台地裁に提訴したが、国は同意せず、今月5日に移送を申し立てていた。
決定は、仙台地裁に管轄があることを否定。女性側の要望などを踏まえ、福島地裁に移送するとした。女性側の代理人は「即時抗告はせず、福島地裁で争う」と話した。 決定内容は仙台地裁が記者会見で公表したが、こうした対応は異例。地裁総務課の担当者は「社会的関心が高く、正しく理解してもらいたかった」と話している。
投稿:2013年6月18日