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東京、実は21区しかないんだよ~んwww

車中、暇なので、みんなで「東京23区みんな言えるかな」をやってみた。いくらやっても21区しか出てこない。「やっぱ23区もあるって騙されてんだよ」「23もあるなんて多すぎると思ってたんだよ」と訳のわからない話になり…… 自分たちの無知を棚に上げて「東京は21区である」で合意www

なんておバカ話をツイートしたところ、すかさずF弁護士(第二東京の若手、IT問題に強いイケメン=お会いしたことはないがインコのフォロワーなのでイケメン認定)から

つまり、裁判員裁判の合議の風刺ですか(・∀・;)

おー 無意識にも裁判員裁判を批判してしまう裁判員制度いらないインコ!(・◇・)ゝ”

裁判員裁判の合議は単純多数決。裁判官3人+裁判員6人=9人 だから5人が有罪だと言えば有罪なんですね。もちろん、「有罪判決をするために必要な要件が満たされていると判断するには、合議体の過半数の賛成が必要で、裁判員と裁判官のそれぞれ1名は賛成しなければならない」とあるので、裁判員だけが有罪と言っても成立しないってことにはなってます。

インコにすれば、9人しかいない中で、1人でも「無罪じゃないの?」と思うということは、十分「有罪にするには合理的疑い」があり、「無罪推定」が働いても良いんじゃないかと思うのですけどね。

逆に言えば、死刑になるような事件でも、裁判官1人と裁判員4人が有罪・死刑と言えば、裁判官2人と裁判員2人が無罪を主張していても有罪・死刑になってしまうということ。裁判官だけの裁判だと、この場合無罪になるので、素人が入ることによって極端な不利益を被る可能性があるのです。

2012年7月30日、姉を刺殺したとして起訴された42歳の男性に対する大阪地裁の判決は、生まれつきの発達障害とされるアスペルガー症候群という事情を酌量しないばかりか、再犯のおそれが強いから長く刑務所に入れておくべきだとして検察官の求刑を4年も上回る懲役20年を言い渡しました。これについて、ベテランの司法記者は「大阪地裁の裁判員6人の中に障害者への偏見が強く、しかも評議で声の大きい人がいたのだろう。判決は裁判官1人以上を含む過半数で決まるから、裁判官3人のうち最低1人は抗しきれなかったではないか」とみている(FACTA裁判員裁判を貶める「最悪の判決」から引用)。

東京には21区しかない=自分が知らないことは事実ではない=と思う人でも裁判員になれるのです。
実際、「裁判用語が理解できましたか?」などと質問され、「難しくよくわかりませんでした」と答える人が判決に関わっているのですから……懲りない人達HP

 

 

 

 

 

 

 

 

 

投稿:2013年7月15日