~裁判員制度はいらないインコは裁判員制度の廃止を求めます~
三宅坂怨念百人一首-インコ謹賀私撰はみなさまにお楽しみいただけたようで、多くのご感想をいただき嬉しい限り、「みんなの声」欄にもアップさせていただいております。
「声」欄常連のとらっちさんからは「飲食しながら読むこと厳禁。パソコンに吹くで」と最大級の賛辞が寄せられて、舞い上がるインコ。
が、Aさんから「インコさん、絵札が全部ないのは手抜き?」という厳しいご指摘があり、第3篇アップ後には、別の方から「第3篇は絵札に統一感があるけど、第1篇と2篇はまた別?」と鋭く追及され、あうあうとなったところで長老から止めの一撃。「全絵札を揃え、字間の間抜けもどうにかするのじゃ」
はい、全絵札揃えましてございまする。字間の方もこれにてご容赦くだされ。
さてここで、いただいたご質問とご要望への回答を「三宅坂怨念百人一首-インコ私撰おまけ」としてお送りいたします。
質問:インコさんの一番好きな歌はなんですか?
「長からむ 心も知らず 黒髪の 乱れて今朝は 物をこそ思え」
はい、百人一首の中でも一二を争う官能歌ですね。こんな歌をもらったら、今夜会えると思って別れた直後でも引き返して抱きしめちゃいますよ。
えっ、本歌ではなくて、インコ私撰の方でですか?
「丸め込み 民の難儀を図るとも インコと仲間 それを許すさじ」
制度廃止を願う人たちと共に頑張るインコを謳ったなんともいえず良い歌ですねぇ~。廃止まで頑張るぞ!!
要望:インコ私撰でも、「しのぶれど」は撰ばれて、「恋すてふ 我が名はまだき 立ちにけり 人知れずこそ 思ひそめしか」は撰ばれていないのが気の毒なので、こちらも撰んで。
「廃止する 我が決意まだき 立ちにけり 人知れずこそ 思ひそめしか」
私が制度を廃止するという決意が、こんなにも早く世間に広まってしまった。誰にも知られないよう自分の心の中だけで、ひそかに決心しはじめたのに。どれだけみんなが嫌がっているか良くわかるなぁ。
質問:歴史好きの間でどちらが好きか論争が起きる紫式部と清少納言、インコさんはどっち派?
質問:きっぱり・・・.+゚.+゚(o(。・д・。)o).+゚.+゚ なっなぜ?
作品や残されたエピソードから受ける印象。
紫式部は陰気なお局様タイプかと。今なら、男社会の男の論理に立って出世して、できない女性を非難する気がするから。
清少納言は、才気煥発、明朗快活、稀代のエッセイストであの切り口は会話をしても楽しそう。もっとも並みのインコでは相手にしてもらえないだろうけどね。清少納言ならこの裁判員制度、どのように批判しただろうか・・・
=おまけのおまけ=
投稿:2014年2月22日