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FNNローカルTime 裁判員制度見直し求める国賠訴訟 

原告女性が法廷で訴え(福島14/4/22) YouTubeの映像

裁判員を務めたことで、「急性ストレス障害」と診断されたとして、国に制度の見直しと­、損害賠償を求めている裁判で、女性が22日、あらためて法廷に立ち、裁判員制度の問­題点を訴えた。
青木 日富美さん(63)は、証言台で、時折涙ぐむ姿も見られたが、しっかりとした口調で、­本人尋問に答えていた。
この裁判は、裁判員を務めたのが原因で、「急性ストレス障害」と診断されたとして、青­木 日富美さんが、国に制度の見直しと、200万円の損害賠償を求めているもの。
22日は、青木さん本人が法廷に立ち、「今でも、悪夢にうなされる時がある」と訴えた­。
裁判後の会見で、青木さんは、あえて法廷で訴えた理由を「裁判員になることを強制する­裁判員制度は、憲法上許される制度ではないのではないか。廃止してもらいたいというこ­とを、もう一度言いたかった」と説明した。
一方、国側は「国会で、審議が十分尽くされている」として、裁判員制度は、憲法違反や­苦役にはあたらないと主張している。
裁判は22日で結審し、判決は9月30日に言い渡される。

投稿:2014年4月23日