~裁判員制度はいらないインコは裁判員制度の廃止を求めます~
前著『裁判員制度廃止論』に続く渾身の
裁判員制度告発書(花伝社)。
制度最末期の現実が鋭く解剖されている。著者は、福島ストレス訴訟の原告で元裁判員の一審代理人。
その経験を踏まえて展開される2011年11月16日最高裁大法廷判決の徹底批判がコア。完膚なきまでに叩く。
最高裁のどこが最高なのか、そのお粗末さと愚劣さは判決のすべてに恥をさらして表出する。
最高裁は、法務省は、そして提灯を振りまくった日弁連・マスコミは、怒りの指摘に反論できるか。できなければ白旗を揚げて非を認めろ!
水に落ちたイヌは二度と浮かび上がらせてはならない。
今という時期、制度に疑問を持つ人、反対する人にも制度の「しまい方」を考えるために熟読を強くお勧めしたい。 byインコ
投稿:2016年8月26日