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新刊書籍紹介『さらば、裁判員制度』

『さらば、裁判員制度 -司法の混乱がもたらした悲劇(1月30日発行)
著者は新潟大学名誉教授の西野喜一先生。

帯には織田信夫弁護士の「もはや迷っている時間はない。裁判員制度に造詣の深い西野教授のこの全面的批判論を強く推薦したい。」とあります。

同書紹介文
裁判員制度。この制度を維持するために、国はあらゆる手段を講じてきた。そして2011年には、最高裁判所大法廷が裁判員制度を合憲と判断してしまったが、この判断には問題が多いと言わざるを得ない。裁判員制度施行から時間がたち、さまざまな問題が噴出してきた。この状況を見て、何を迷う必要があろうか。『裁判員制度の正体』の著者が、平易な文体で裁判員制度の問題を徹底解説し、制度の廃止を提言する。Q&A14

出版社:ミネルヴァ書房

価格:2,000円(本体)+税

ぜひ、書店で手にとってご一読を!

ここだけの話
インコは今日、本を手に入れたばかりでまだ「はしがき」しか読んでいませんが、インコのホームページのことも出てくると風の噂で聞きました。
楽しみ!

=目 次=
はしがき
序 裁判員制度の悲劇とは
第1部 裁判員制度の概要-制度の悲劇
第1章 裁判員制度はどのようにしてできたのか
第2章 裁判員制度とはどのようなものか
第Ⅱ部 「司法制度改革」の現在の姿-運用の悲劇
第3章 裁判員制度の本当の『正体』とは何か
第4章 恐怖の裁判員制度
第5章 裁判員制度に期待したそれぞれの夢と思惑
第6章 痩せる一方の制度の理念
第Ⅲ部 最高裁判所と裁判員制度-変節の悲劇
第7章 最高裁判所の変節
第8章 最高裁判所大法廷判決
第9章 疑問① そもそも憲法上国民の司法参加は可能なのか
第10章 疑問② 裁判員法は憲法に適合しているか
第11章 疑問③ 国民負担はどうなるのか
第12章 制度折哀の悲劇と裁判官全員一致の怪
第13章 裁判員制度の未解決の問題を追究する
第14章 裁判所侮辱罪との関係
終章 正義のゆくえ
あとがきに代えて-さらば、裁判員制度

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投稿:2015年1月31日